家族の安心と安全を求めて移住先は島根に即決!!

アプリエンジニア青木 美将[東京都からIターン]

image
島根は酒も魚もうまい!

今回は「島根県に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」(2020年2月8日[土]13:30~16:20)にゲスト参加し、皆さんに島根県への移住体験や今の生活などについてお話をしていただく青木 美将(あおき よしまさ・40歳)さんをご紹介します。

青木さんは神奈川県横浜市のご出身。専門学校を卒業後、数回の転職を経た後、移住前の会社では社内ウェブシステムの開発に従事され、2015年8月に東京都多摩市から島根へ移住されました。

現在はエフ・エスソフトウエア開発(株)島根開発センターのセンター長を務める傍ら、Swift(スイフト)、Kotlin(コトリン)を駆使してスマートフォン向けのアプリ開発に従事されています。ちなみにお好きな言語はC#なのだとか。

家族が安心できる環境を求めて

青木さんは2013年にご結婚、1年後にはお子さんが誕生されています。この頃の出来事と言えば、オリンピックの開催が決定し東京中が沸き立つものの、東日本大震災の影響から、東京に不安が残る頃でした。

将来の子育ても考えられるようになり、地方に行こうかなと考え始めた矢先、島根県の移住就職イベント開催を知ることになります。青木さんはそれまで島根には縁もゆかりも全く無かったそうです。特に「島根に行こう」という考えは持たず、「ただ何となく『就職フェアってどんな感じのイベントなのかな?』と参加しました」と当時を振り返られます。

「たくさんの企業担当者と面接するうちに疲れて休憩コーナーでヘタりこんでいたら、今の会社(エフ・エスソフトウエア開発)の社長に声を掛けられました(笑)。話しているうちに会話が弾んで、トントン拍子に話が進みました。『これも何かのご縁かな』と、地方移住を考え始めて最初のイベント参加で島根への移住を決めました」

他県の移住先を検討されたことは無いのかお聞きしたところ「妻が石川県輪島市の出身なので、IT振興に力を入れている近くの金沢市も良いかなと思っていましたが、検討する前に話が進んでしまったので、『もう島根に行っちゃおう!』と決断しました」

さぞや奥様の猛反対が…と思いましたが、「妻も特に金沢が良かったわけでは無かったので『同じ日本海側なのだからいいんじゃない?』と同意してくれました。実はあまり都会が好きではなかったみたいです」と、とてもご理解がある奥様です。「一番心配だったのは移住先での仕事なので、仕事が決まればそれで良いと思いました」

こうして以前の会社を3ヵ月後に退職し、エフ・エスソフトウエア開発へ転職。東京本社で1ヵ月の研修を終えてから晴れてご家族で島根に移住されました。

移住した最初のお住まいは、にほんばし島根館のふるさと定住・雇用情報コーナーで相談されたそうです。「『部屋数が多く、猫を飼える家』を条件に探してもらったら2軒しかなくて…。迷っているうちに1軒になって、『とりあえず見に行こう』と下見に来たのが初めての島根でした。結構古い家でしたが、住むには問題無かったので『とりあえずここでいいか』と決めました」

こうして来た初めての島根の感想は「実家が横浜といっても端っこのあたりでしたから、松江市の街並みも似ていて違和感は覚えませんでしたよ」とのこと。

会社もエンジニアが安心できる職場環境を求めて

青木さんは島根開発センターが2015年5月に開設した直後に移住されたことになります。何故エフ・エスソフトウエア開発が島根進出をされたのかといえば、島根県がIT企業誘致を進める中、同社の社長が島根に視察にいらっしゃったそうです。この時テクノアークしまねからの風景をいたく気に入られ、「エンジニアはこんな場所で仕事をするべきだ」と考えられたそうです。「人材確保はもちろんですが『エンジニアに良い職場環境を提供したい』という想いが社長にはあったと聞いています」と青木さんは話されました。

そして定住の地を求めて

島根開発センターも開設当時はテクノアークしまねのレンタルオフィス棟にあったそうですが、手狭になって現在の場所に転居されました。「眺めは変わっちゃいましたが、街中で便利になって、通勤も近くなりました(笑)」

通勤が近くなったというのも3・4年前に郊外に新居を建てられたからだとか。「以前の家はとりあえず住んではみたものの、やっぱり古い分、底冷えして冬が寒くて…。猫もいることだし、『じゃあ、家を建てようか』ということになって、今の家を建てました。その時はIターン者用の助成金が受けられましたし、ハザードマップ(災害予測図)を見たらとても安全なことが分かって、自然も豊かだし、『じゃあ、ここに決めよう』と。実際に移り住むと、周りの方も声を掛けてくださるし、歩いていても子供たちが挨拶してくれるし、『都会とは違うな~』と実感しました」

こんなに違う!?島根と東京のITエンジニア

「そういえば、私が入社した時島根開発センターは4人ほどでした。それから毎年地元から新卒採用して今は13名になりますが、みんな真面目で礼儀正しいです。逆に仕事中は私語も無いのでとても静かです。私としては、もう少し賑やかでもいいのですけどね(笑)。一方、東京本社の新人はいい加減で生意気で敬語すら出来ないらしく、本社から部長が来ると『なんでこんなに違うんだ?』と羨ましそうに嘆いています(笑)」

島根の素朴な土地柄もあるでしょうが、もし地元採用の新人さんが東京本社に応援に行っても染まらずに帰って来てほしいものですね。

「都会にいるころは電車通勤が大変でした。本当に電車通勤大嫌いです!!新卒で就職した会社では入社してすぐに3日徹夜でした。それから片道2時間半を毎日立ちっ放し。7年間ずーっと!往復5時間!!」

当時終電が10時半ぐらいだったそうですが、深夜2時に就寝、5時に起きて出勤という島根では考えられない過酷な毎日を送っていらっしゃいます。「さすがに無理があると思って引っ越したのですが、それでも満員電車で片道1時間でしたね。今は自家用車通勤でとても楽になりました。たまに電車通勤することもあるのですが、学生さんが『今日は満員だね~』と言っているのに、周りを見ると『ガラガラじゃん!!』(爆笑)」

島根の自然と食&地酒を満喫中

島根に移住して数年、良かったことや困ったことについては「困ったことはあまりないですね…。そういえばタイ料理が食べたいのに1軒しか無いのが残念です…。」とのこと。休日はご家族でお出かけされます。「子供が小さいので外で遊べる浜山公園とか、奥出雲のみなり遊園地とかに出かけます。妻が水木しげるファンなので水木しげるロードにもたびたび行きますね。そして海産物も美味しいです。その辺のスーパーで売っている刺し身でも、東京のちょっとしたお店のものと同じぐらいじゃないかと思います。私も妻も日本酒が好きなので、島根の地酒を楽しんでいます」と満足そうです。

家族のために安全で安心できる新天地を求め島根に移住を果たした青木さん。今ではすっかり島根での生活を楽しんでいらっしゃいます。青木さんがお好きな地酒の銘柄も、ぜひ「島根県に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」(2020年2月8日[土]開催)の会場で聞いてみてください。

島根に行ったUIターンエンジニアの
本音を聞く会

第4回 2020年2月8日(土)13:30~18:00