人生の転機に島根があった今では「島根が趣味」です!

ソフトウェアエンジニア押田 光雄[東京都からIターン]

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RWC2019で講演する押田さん

今回は「島根県に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」(2020年1月11日[土]13:30~16:20)にゲスト参加し、皆さんに島根県への移住体験や今の生活などについてお話をしていただく押田光雄(おしだ てるお・44歳)さんをご紹介します。

即戦力を求め、島根に進出

押田さんは東京都大田区のご出身。ミラクル・リナックス株式会社(現:サイバートラスト株式会社)で勤務され、C言語やPythonを中心に、ITインフラ関連製品の開発で活躍後、2015年に同社の松江オフィス開設に伴い、所長として島根へIターンされました。

「今更言うまでもないですが、島根県そして松江市は、IT産業振興とIT人材輩出に相当注力しています。またこれだけ高専密度の高い地方都市も珍しい。ミラクル・リナックスもそれらの点を高く評価していました。」とのこと。高専とは工業高等専門学校のことで、松江市に松江高専、隣県の米子市に米子高専があります。ミラクル・リナックスでは後に両高専新卒を数名採用されています。

しかし押田さんは、当初は松江オフィス開設メンバーでは無かったそうです。松江進出の話を聞きつけ「松江に行きたいんだけど…?」と直談判されたそうです。

人生の転機に「島根」があった

人生の転機となった島根転勤について押田さんは「転勤について言えば、転勤先となる島根に悪い印象を持っていたわけではありません、だからと言って『島根だったから』という理由でもありません。私の考えの中で、人生において転勤はあった方が良いと考えていました。友人や知人に、転勤、転職を経験する者が増えていく中で、『彼らのような経験は、自分には一生無縁かもしれない』と思うようになりました。そんな時に島根進出の話が出てきたので、『これはこうした道を選択しても良いのかもしれない』と思いました。」押田さん自身、島根については観光で来たことはあるものの、あとはRubyが盛んであるぐらいの知識しかなかったとか。

東京に疲弊していた

東京を離れることに特に後ろ髪をひかれることは無かったそうです。「もちろん、島根は東京とは違うとは思いましたが、それは行ってみなければ分からなかったし…ただ、通勤が辛いことなど、当時の私は東京に疲弊感を感じていました」

島根に転勤を果たし、松江オフィス開設メンバーとして忙しい日々を送っている中、押田さんに再び転機が訪れます。東京への再転勤の話が出てきたのです。「もともと任期を区切る可能性があるという話はありまして、『そろそろ東京に戻ってもらおうか?』という打診がありました。私は『戻るのやだな~』と」。
時々東京に行くことはあったそうですが、新宿の街を歩く、山手線を利用するなど、こうした体験のひとつひとつが「シンドイな~」と感じたそうです。島根に残ることを決めた当時は「東京に帰りたい、戻りたい」と思うよりも、「東京に行きたくない、島根に残りたい」という気持ちの方が、いつしか押田さんの中で強くなっていたそうです。

そして押田さんは再び道を選択します。同じように島根に進出していた株式会社モンスター・ラボへ転職し、島根開発拠点で働くことを決心したことで、完全に島根に移住を果たしました。現在はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション=ロボットによるOA業務の自動化)に取り組んでいらっしゃいます。

趣味は島根です!

現在の生活については、「職住近接もそうですが、生活面においては東京より何倍も質が高いと思います。食べ物も、本物の美味しい新鮮なものが安く手に入る。ノドグロとか。ちょうど今からならカニがいいですね(笑)。あとは、県内の各地を観光したりしています。津和野とか石見銀山とか。今度おろちループに行って見ようかなぁ?…特定の趣味は無いですが、強いて言えば『島根が趣味』ですかね?(笑)」

良い話ばかりですが、反対に島根の悪い面は無いですか?とお聞きしたところ「結構ありますよ?」とニンマリ。おっと、ここら辺で聞くことをやめておきました。気になる方は「島根県に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」(2020年1月11日[土]開催)の会場で、ぜひ、あなた自身が押田さんから直接(出来ればよい面を)お聞きください!

島根に行ったUIターンエンジニアの
本音を聞く会

第3回 2020年1月11日(土)13:30~18:00